現役保育士が教える!掴みバッチリ実習先での自己紹介アイデア
こんにちは、保育士のちゃるです。
これからの時期、ばんばんやってくる実習生を見て懐かしさを覚える今日この頃。
緊張した面持ちでやってくる姿に昔の自分を重ねずにはいられないちゃる。実習生だった頃は苦い思い出も多く、「絶対保育士なんかなるもんか!!」と実習中は泣きながら日誌書いたっけ(遠い目)
そんな私も今では立派に保育士を続けているので、これから実習を迎える方や新しく入職される新人さんもご安心を!笑
さて、どんな場面でも必ずはじめに行われるもの、それが自己紹介です。
保育の現場でも、新年度の保護者への自己紹介や入職する時にする自己紹介、初めて配属されるクラスの子ども達への自己紹介など、様々な場面が想定されますが、今回は、実習先で、子ども達に向けて行う自己紹介のアイデアについて紹介します。
実習先や入職時の挨拶などのマナー的な内容は、こちらの記事からどうぞ。
・新年度の保護者への自己紹介や説明会の進め方についてはこちらの記事へ↓
実習に入る一発目の自己アピールに当たる自己紹介。これって結構大切で、子どもにとっても一緒に過ごす保育士にとってもあなたの今後をイメージつける大事なものです。ここでマイナスイメージを持たれてしまうと、今後の実習期間に少なからず影響が出てしまうことも考えられます。初めましての印象を良いものにして、続く実習期間を有意義なものにしたいですよね!
じゃぁ、良い印象の自己紹介ってどんなもの?
良い印象とは、やはり子どもにとって親しみやすく感じることではないでしょうか。明るく元気だったり、優しいそうだったり、面白そうだったり、とこのようなイメージが親しみやすく感じるのだと思います。(やっぱり暗い先生や怖い先生は大人でも嫌ですよね)このようなイメージを持っもらえるように、話し方は聞き取りやすいようにゆっくり優しくしてみたり、笑顔で行うなどがポイントなります。大勢の前で話すことは緊張すると思いますが、意識していけるといいですね!
これでばっちり自己紹介アイデア!
どんな印象を持ってもらいたいかがイメージできたら、次はそれを紹介するアイデアと結びつけていきましょう。子どもは、言葉で伝えるよりも、見て感じることの方が多いものです。カラフルなものや、可愛らしいデザイン、車などの普段から親しみがあり、興味を惹かれるものを意識したものにすると、より一層見てもらえると思います!また、文字を入れることも大切ですが、読めるようになるのは大体3歳以降であることが多いので、イラストなどの方が伝わりやすいですよ!
■簡単ペープサート
準備物:画用紙 割り箸
作り方:
風船の形に画用紙を2枚切り、一枚に絵や文字を書く。
片方に割り箸をテープで止める。
上からもう片方をのりで貼って完成。
頑丈にするために、透明テープでコーティングしてもいいです!
子ども達には、はじめ何も書いてない方を見せて、話に合わせて少しずつ裏側を見せていく。子ども達は裏に何があるんだろうと、興味津々でみること間違いなしです。
■手作り絵本/紙芝居
準備物:画用紙
作り方:見せたい内容を、絵や切り絵で描き、本のように閉じていく。紙芝居の場合は、ページ数を振っておくとわかりやすいです。
簡単な本の作り方(見開き3ページ分)
画用紙を四つ折りにした後、一度開き、中心に向かって写真のような形に折る。
半分まで開き、線のところに切り込みを入れる
逆側に折り、本の方にする。
完成の形がこちら。
絵を描くなど作るのが少し大変ですが、絵本は子ども達が大好きなものです。ページ数は多くなくても良いですが、一緒に読みながら楽しめるものにしましょう。
■ぱたぱたカード
準備物:画用紙 タコ糸
作り方:
丸く切った画用紙の両端に穴を開けて、短いタコ糸でつなげる。丸の部分にイラストや文字を書く。
子どもに紹介する時は、一枚ずつ見せていきましょう。はらぺこあおむしをイメージして作っても可愛いですし、電車のデザインでも可愛いですね!
■早変わり!魔法のカード!
準備物:画用紙
作り方:
画用紙を作りたい大きさの物一枚とその半分を用意する。
大き方を図のように折って、線の部分に沿って切り込みを入れる。
小さい方の紙は、半分に切っておく。
切り込みに半分に切った紙を互い違いになるように差し込む。開いた面のそれぞれに絵を描いて完成。
緑のはじを引っ張ると絵が変わる仕組みになっています。裏からも消えた絵が見えない不思議さがありますよ。
実習は何かと準備が多いので、簡単に画用紙で作れるものを中心にご紹介しました。
また、実習期間中ずっとつける名札と自己紹介の内容がリンクしていると、子ども達に覚えていてもらいやすくもなるポイントです!
自己紹介を成功させて楽しい実習期間になることを祈っています!
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